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日々のこと
 
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現場でいろいろパート2
日を改めて壁塗りの現場に立ち会いにいきました。Kさんにも来ていただいています。朝早くからすみません。
またも缶コーヒーとお茶を渡して、そしてメットを受け取ります。

この前からまた変わっている!

これは予備室。壁の下塗りが進んでいます。


予備室と主寝室はクローゼットで繋がっています。これは吊り下げ引き戸のレール。すっきりしています。

漆喰塗りが始まる3階のリビングにいくと、職人さんが冷蔵庫の後ろになる壁に塗っていてくれました。見事に激しくもなく、控えめでもない塗り跡ができています。



わかります?光があたるととても優しい影ができています。
感激して沢山写真を撮ってしまいました。これでお願いします!ってなかんじで立ち会いは終了。信じておまかせします!

屋上にいく階段に手すりができています。

艶消しのブラウンは落ち着いたかんじ。個人的好みからいくと落ち着きすぎかなあ?でもパイプが細くて造形としていいです。このくらいがきっと出来上がるとちょうどいいのだろう(とする)。

そして屋上に。

はあ、すごいねえ。ここでビールとか飲めちゃうんだー。

あと1ヶ月です。





現場でいろいろ
2週間くらい前、現場の見学にいきました。
壁の漆喰を塗る作業を見学させてもらおう、あわよくば一緒に塗りたい、と前々から希望を伝えていました。
漆喰の壁を、我々はテクスチャーをつけた塗り方をしてほしいのですが、職人さんにそういうニュアンスを伝えるのはとても難しいとのことで、施主(我々)がいくのが現場側も判りやすいということでした。目の前でこういうふうにします、といってやらないと後々トラブルになることもあるのでしょう。
現場には缶コーヒー、という夫の言に従い(ここでも缶コーヒーの需要の一端を見る)、差し入れを買って、興奮に鼻息を荒くして現場にいくと、外観はほぼ、出来上がっていました。わあああ、と口を開けて眺めるばかりです。
設計事務所の担当のKさんから必須アイテムの現場メットと軍手を渡してもらい、「すいません通ります」「お世話になっております」と声をかけて、我々の部屋へ入ります。



階段に集成板が貼られています。床板も全て貼ってあります。養生してあってよく見えませんでしたがナラ材(古木風)、の古木風なかんじが大事なのですが。ドキドキです。
玄関を入って奥には書斎スペースがあります。
造作で机板を壁につけていて、背中の壁は一面本棚です。
ここは一応夫の部屋というかんじで、窓の形や素材は夫が選びました。両開きの窓の横にガラスブロックをはめ込みます。しかしながら出来上がり間近でトラブル発生。10×10のガラスブロックを2列で見積を決めていたのですが、窓の枠を一番最初の打ち合わせのままで採ってしまって、2列ができないという連絡があったのです。
設計事務所の方と現場とのミスということになるのですが、まあ、そうはいっても仕方ありません。ここで窓の枠をもう一度作り直して、サッシを再発注して、なんてやっていたら引き渡しに間に合わないのです。
割とミスに寛容な我々は(ミスは必ず起こる、出来るのは未然に気づくべく努力するだけ。しかし決してなくならない、という話をしょっちゅうしているから)すぐに代案を求めていました。素材としては何を使えるのか、サイズは、費用は、と。
そしてKさんは迅速に動いて下さり、わざわざ家にカタログを持ってきてくれました。そして15×10とその半分の7.5×15のガラスブロックの組み合わせはどうでしょう、ということになったのです。ハーフのブロックは見慣れないせいかいいかんじです。
現場で組み合わせを確認します。



シエナ(イタリア製らしい)という名前がついたブラウンのブロックをポイントにします。間はハーフのウェーブ加工されたクリアです。お、むしろ、いいんじゃない?

さて2階にあがります。
おお広い!



左がキッチンです。もうキッチンは入っていました。ルプというところのステンレスカウンターです。かっこいいです。カウンターの前に腰壁を作ってもらって、上に集成板を敷きました。一次見積では見えっぱなしにしていたのですが、途中でつくったのです。やはり隠してよかった。ちょっとこちらのキッチンに影響されました。笑

壁は漆喰前の下塗りをしているところでした。きれいにきれいに塗ってある下塗りをみると、わざわざ刷毛跡をつけてくれと頼むのをためらってしまいます。
 職人さんがボードにサンプル塗りをしてくれていました。
やはりとてもきれいに塗ってあります。本来漆喰はきれいに塗ろうとしても難しいらしく、このサンプルより実際は影ができたときにニュアンスがでると説明されます。あ、いやもうちょっとむしろこのニュアンスを...と、必死に説明します。
ボードに塗るのと、実際に壁の面積に塗るのとではコテの返しの幅が違うから、実際に塗る日に来てほしいということになります。行きますよ!(続く)











a sunday

夏の日 オブジェのようなすべり台


のぼってみた


やっと土用干し
どのこもぷっくりしていてうまそう
ニシノユキヒコ
川上弘美の「ニシノユキヒコの恋と冒険」が文庫になったので、いそいそと買いにいきました。
前に読んだことはあって、そして深く感動して、文庫を待っていたのです。
「源氏物語」だあ、などと思って読んでいるのですが、当たり前ですが、光る君の悩みよりニシノ君の悩みのほうが具体的に胸にぐっときます。
現代の光る君は携帯で電話も厭わなくて、ふつうの(でも出来る)サラリーマンで、カレーが好きで、会議室で年上の上司にチューができて、さみしい。
まめに携帯に電話がくる女の子も、会議室で押し倒される女の子も、カレーにつきあわされる女の子も、さみしい。

なんて、感想文めいたことを書いてみましたが、いちいち面白いのでオススメでございます。暑い日中にだらだらと麦茶でも飲みながら読み進めて、視線をあげる夕方にちょっと泣けます。

ニシノユキヒコの恋と冒険